使用頻度の低い機材を中心に断捨離を進めているのですが、気付いたらキヤノンのレンズがほぼなくなりました。
メインマウントではないので、当然の流れではありますが。
そうなると、キヤノンのレンズ資産を生かすという理由で導入したEOS M2の存在意義が微妙に。。
本体とEF-Mレンズだけでも、使用感含めて満足できれば使うんでしょうけど、実際は以下のような要因から防湿庫の肥やしになっていきました。
- EVFがない。常にでなくてもいいが、ファインダーを覗いて撮りたい。
- シャッターの感触と音がイマイチ。
- 電子シャッターがなく、静音撮影不可。
- AFが甘い。フォーカス枠が大き過ぎ。
まあ、買う前に分かるだろうという項目もありますが、使ってみて「これはないな」となるのも、ある程度は仕方ないと思います。
決定的に使用頻度が下がった原因は最後のAFに対する不満ですかね。
動体撮ってるわけでなく、桜などの風景写真で晴天、昼間という条件でも、オリンパスOM-Dと較べると、どこにピントが来てるのかよくわからない写真が量産され、以来ほとんど出番がなく、ヤフオク行き。
評判のよい22mm単、広角ズーム、EFレンズアダプタ、スピードライトとフルセットだったので、なかなかの値段が付いて満足です。
さて、M2を手放すと、お手軽スナップはOM-Dと言うことになるのですが、そうなると現在の主力の20mm(換算40mm)に加えて、換算30mm以下の単焦点レンズが欲しくなります。
ライカ銘の15mmは中古がなかなかでてこないなー、新品4.5万円かぁ。。
14mmF2.5はそれと比べるとお手頃だけど、ヤフオクでも1.2万円~かぁ。。
などと嘆息してたら、気付いたらこんなものがおウチに!(笑)
ということで、Nikon 1 V1+10mm F2.8のセットです。
なぜかレンズキャップがPENTAXですが(笑
ヤフオクで1.7万円。
Nikon 1は、名前の通り1インチセンサーという、m4/3より一回り小さいセンサーサイズで、換算2.7倍となります。
EVFを搭載し、メカニカルシャッターは1/4000秒ですが、電子シャッターにより最高1/16000秒、秒間60コマの連写が可能。
画素数1000万ですが、センサーサイズ考慮すると、良い按配でしょう。
そのため、画質、高感度ノイズ量もまずまずというレビューが多いです。
AFの速さも、コンパクトな鳥撮り機としての定評もあって高速。
精度も、センサーサイズの小ささが幸いして、なかなか好評のようです。
つまり、M2で不満に思っていた部分が全て解消されたボディと、欲しかった換算30mm以下のレンズ、あと小柄なボディに似合わぬD750と同一のEN-EL15純正バッテリーまで手に入って1.7万円というのは非常にリーズナブルだったのです。
バッテリーが大容量なのは、ライフの意味ではメリットですが、重さ的には本体のみでもバッテリー込みのEOS M2より若干重いのに、バッテリー装着すると100gほど重くなります。
ですが、E-M5よりは若干軽いので、まあいいでしょう。
そんないきさつで、新機種発表が止まっていて先行きやや心配なNikon 1シリーズをお迎えすることになりました。
断捨離は微妙に失敗したわけですが、今後、お手軽スナップ機としての地位を築けるか!?
実写レビューはまた後日・・
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