懐古趣味というわけではないですが、うちに大昔に買ったコンパクトディジタルカメラ(コンデジ)が眠っているのを思い出し、十余年ぶりに火を入れてみました。
当時としてはハイスペックな機種を買った記憶がうっすらありましたが、改めて見てみると、当時から大分経験値を積んだ今の目で見ても、随分贅沢なスペックで驚きました。
センサーは1/1.8型 600万画素 CCDで、ISO 50-400と高感度に難はあるものの、画素数としてはブログやL判プリントはもちろん、A4プリントでも十分イケそうです。
レンズは換算33-132mm(光学4倍) F2.8-4 というキヤノン製の贅沢な大口径レンズで、10cmまで寄れるマクロモードあり。
光学ファインダーも備え、フラッシュの下部には位相差AF用のセンサーがあり、位相差AF、コントラストAF、ハイブリッドの3種類のAFモードと、マニュアルフォーカスモードがあります。
(AFは体感でEOS M2より全然速い)
ブラケットモードも充実しており、撮って出し派の方にもおススメ(今さら・・)
撮影モードも P/A/S/M 完備で、25種類のシーンモードや動画(おまけ程度ですが・・)、音声録音が可。
背面液晶は2.0型11万画素の液晶(EOS KDNより大きく見やすい(^^;)
2004年発売でこの完成度に驚きを禁じ得ないのが正直なところ。
当時は大して詳しくなく、ありがたみがわからなかったなー。
コンデジなので当たり前ですが軽量(電池抜き225g)、コンパクトなので、通勤のお供に決定。
早速近所の植え込みに咲いていた花をパチリ。
大口径を活かしたボケ表現なんかも可能です。
マクロモードでブツ撮りもお手の物。
(ミニ三脚に立てて、ISO100、1秒露光)
うん、十分だ。
問題もあって、フラッシュのチャージ不具合でフラッシュ撮影ができません。
なので、つねに発光禁止モードにしておく必要があります。
HPを漁ると、わずかに残るEX-P600関連の個人ブログ等の大半で同じ不具合が報告されているので、持病のようです。
高感度が弱いので、フラッシュがあれば室内でもお手軽につかえるのに・・・
ちょっと残念なところです。
あと、フォーカスポイントの動かし方がわからんので、日の丸構図限定w
これはマニュアル漁れば解決する問題ですが。。
当時はなかなか多機能すぎて使いこなせませんでしたが、しばらく使い込んでみたいと思います。
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