ちょっと前までは、ミュージシャンのライブで録画なんてしようものなら、機材没収の上強制退去というのが定番でした。
ところが昨今は、CDが売れなくなってライブが主な収入源になったことと、Youtubeなど誰でも投稿可能な動画サイトの浸透により、ファンが撮ったライブ映像が良い宣伝になるという認識が広がり(以上、業界人じゃないので全くの想像ですが)、プロ機材での撮影、録画以外は大目に見てもらえるライブが増えてきました。
特に海外アーティストでは、私が1月に行ったGuns’n Rosesもそうでしたが、その傾向があって、先日行われたBABYMETALのL.A.公演でも、以下のようなレギュレーションで行われたようです。
プロ機材の定義は、カメラなら一眼はアウトでスマホはOK。
はっきりとしたことは分かりませんが、ファンの投稿した写真のクオリティを見ると、コンデジもギリギリOKではないかと。
(これも想像です。ライブ会場で持ち込めない可能性は大いにありますので、鵜呑みにしないようにお願いします。)
で、今後のライブ参戦の際に会場に持ち込めるような、高倍率なコンデジが一つ欲しいなと思い、でもなるべく低コストでということで色々調べたところ、タイトルにあるSONYのDSC-HX30Vが目に留まりました。
2012年発売なので5年も前ですが、光学20倍ズームにより換算焦点距離は25-500mm!
裏面照射型の画素数18MのCMOSで、フルハイビジョン・60フレームの動画撮影も可能。
マクロ撮影では1cmまで寄れるということで、以後50V、60V、90Vと出て倍率は増えてますが、レンズが暗くなったり、寄れなかったりと必ずしも新しければ良いという感じでもなく、何より値ごろ感があるので、ヤフオクで網を張ってました。
そうしたところ、タイトルに【ジャンク】と書いてあるものの、一応フラッシュ撮影は確認済みと書かれた個体が激安で推移してましたので、すかさず落札!
バッテリーは付いてないというので、互換バッテリー2本と充電器のセットを調達してもトータルで樋口一葉でおつりがくるという。。(むしろ送料が高かった。トータルコストの15%くらい)
で、届いてみたらどこがジャンク?むしろ新品じゃんって感じの極上個体がやってきました。
外観にキズ一つなく、レンズにゴミ・くもりもありません。
もちろん、機構的にも全く問題なく、こんな極上個体にこれしきの値段しか付かないとは。。
コンデジ需要の低下の凄まじさを目の当たりにしました。
買う方からすると天国ですけど(^^;
機能も多彩で、試しに使ってみた手持ち夜景モードが驚愕。
同じ位置からの20倍ズーム。さすがにボヤけてますが、でもこの程度。
内部的に複数枚連写してノイズとブレの低減に活用しているようで、極小センサーと思えないノイズの少なさと、シャープさ。
もちろん等倍で見ると塗り絵っぽい感じはしますが、手軽さと得られる絵の質を考えると、日本のモノづくりの凄まじさを感じます。
ただ、これを使おうと目論んでいたBABYMETALの9月のSSA公演(巨大キツネ祭り)。
THE ONE会員先行抽選に外れ。
7月公演(5大キツネ祭り)はTHE ONE会員先行、OFFICIAL HP先行、ぴあ先行と全て外れ。。
今日発表になったSummer Sonicはチケット取れますが、8/20という酷暑の時期に屋外なので、ちょっとムリかな。。
(まあ、そんな時期でもゴルフやってるくらいなので大丈夫な気はしますが、チケットが微妙に高いので、躊躇してます)
巨大キツネ祭りの残りチャンスに引っ掛かることを祈るしかないですね。
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