ニコン F-501その2

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前回の続きですが、やっぱりF-501を改造して非Aiレンズでも手軽に絞り優先オートやプログラムオートで撮りたいなと思い、改めてヤフオクでF-501を物色。

オートフォーカスいらないのでAF機能の有無だけの姉妹機であるF-301でも良いですが。

 

すると、お目当てのF-501が手ごろな値段で出品されているのが見つかりました。

よく読むと、希望すれば「電池室に液漏れがある導電不能な同型機」がオマケで付くと書いてある。

元々手頃だったのに、ジャンクが付属なら願ったり叶ったりということで入札。

そのままライバルなく落札できました。

 

おや、よく観察すると高さが違いますねぇ。

左側がジャンク扱いのF-501 3号機です。

(先日購入したF-501を1号機、右側の正常な方を2号機と称することにします)

 

高さ違いは、底面の電池蓋に起因しています。

三脚穴の位置が違う。。

3号機(下)には単三電池を押さえるアダプターがありません。

また、多少液漏れ跡は見えますが、導電不能なほどか?という疑念が湧いてきます。

 

ということで判明したのは、3号機の電池蓋は単四電池を使うF-301用の電池蓋だったんですね。

単三電池だと蓋が閉められず、単四電池は単三電池より短いのでこのままだと使えず、F-301は単四電池2列×2本の電池ホルダーに収めてから電池室に入れる仕様となっていますが、ホルダーは付属していません。

そこで、単三電池をはめて2号機の電池蓋を拝借して締めてみたら、、導電してシャッター切れました!

これにより改造対象はめでたく3号機に決定。

 

早速改造します。

マウント前面カバーを外します。

 

ここまでバラさないと、Aiレバーにたどり着けません。

不可逆改造するなら、レバーをニッパーとかで切り落としてしまえばいいですが、一応元に戻せるように丁寧にやります。

前面カバーを填めるのが難しかった。。

 

作業完了しました。

非Aiレンズが装着できるようになりました。

AFも生きているので、非Aiのマニュアルレンズ、Aiマニュアルレンズ、DタイプのAFレンズが使え、絞り環のないGタイプレンズもプログラムオートで使えるという、「普遍のFマウント」をかなり幅広く体現できる機種となりました!

(ただし、Gタイプレンズでもレンズ側にAFモーターがあるAF-SレンズはMFになります。)

 

画像が不鮮明ですが、改造前と改造後です。

Aiレバーはリング状となっていますが、取り外したためにできた隙間は光漏れを起こす類の隙間ではなさそうに見えますが、念のためパーマセルテープを折って詰めてみました。

 

早速フィルムを詰めて試し撮り。

 

撮り切れなくて旅行にも連れて行きました。

山口県の角島大橋

 


同じく山口県の元乃隅稲成神社。

 

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