手に入れたものの天候不順で撮りに行けず、取り敢えず触ってみた感想です。
まず外観ですが、出品時に美品と書かれてましたが、全く嘘偽りなくほぼ新同品と言ってもいいくらい。
何というか、使われてた形跡が見当たらないんですよね。
普通発売後10数年経ってれば、ボタン面のプリントが掠れたり、スレ傷が出来たり、隙間にホコリが溜まったりするものですが、そういった形跡が全くない。
貼り革の感触もベタついたり堅くなったりもせず、うちのD750と変わんないよ。
まあ、貼り革は容易に貼り替えられるとは言え、その他の外観状態考えると、デッドストックだったのでは?という気もしてきます。
あまりに綺麗なので、exiftoolでシャッターカウントを調べると、、6,000!いってない。マジかよ。
これ、デッドストック確定ですね。
確かめる術はないけど、そう思うことにしようw
操作感としては、各部ダイヤルやボタンの動作、シャッターも正常。
クロップモードのOn/Offで連写もしましたが、クロップモードでの秒8コマもスペック通り出てそう。
ちょっとドライブモードのダイヤルが固い。
回り始めるとそうでもないけど何かが固着しているような感じ。
背面液晶も色あせておらず、室内で見る限り鮮明で発色も良好。
この機種はセンサークリーニング機能がついてないので、センサーダストの付き具合いをチェック。
中央やや下に目立つゴミと右上に糸埃っぽいゴミがありますね。
ブロアーで吹いてみました。
取れましたね。粘着性のゴミでなくて良かったです。
センサーダストは付きやすいようで、掃除するにはミラーアップする必要がありますが、D2X登場当初はACアダプターをつながないとミラーアップできず、恐らくプロ中心にかなり不評だったのでしょう。
ファームアップによりバッテリーでもミラーアップできるようになったようです。
うちに来た子を調べたら最新ファームが当たっていたので、バッテリーによるミラーアップができました。
メモリーへの書き込みは遅いです。
RAW+JPEGで1枚5秒くらいかかる感じ。
133倍速と掛かれてる8GBのコンパクトフラッシュでも、95MB/sのサンディスクExtreme Proを入れたCFアダプターでも書き込み速度はあまり変わらないようです。
クロップモードでのRAW+JPEG連写は28枚連写できるバッファーが積まれてますが、一度28連写してしまうと書き込み完了まで1分以上待ちます。
この辺は時代を感じさせる部分ですね。
フルサイズ版のD3登場後もD2Xを使い続ける人も多かったようですが、望遠系のメリットからというだけでなくフルサイズの周辺減光や周辺部の画質低下を訴えているブログもあり、今のように何でもかんでもフルサイズ礼賛という感じではなかったようです。
私自身は色々な仕様を使い分けられた方が楽しいので、オリンパスや富士フィルムには頑張って欲しいですね。
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