大方の予想通り、バッテリーが届いて入れてみるもErr表示。
シャッター押すと「ウィーン」という音はするけどミラー・シャッター幕何も動かず。
メニューボタン押すと、設定変更等は可能でした。
ということで、分解・修理を試みます。
まずは情報収集。
ネットで調べるとわかると思いますが、D80の修理関連ページや動画は豊富に見つかります。
その中で、”D80 repair manual” というPDFがダウンロード可能ということがわかり、入手。
https://www.manualslib.com/manual/824887/Nikon-D80-Vba14001.html
これがあると、分解する順番はもちろん、外す必要のないネジを外したり、隠しネジを探したりという無駄な時間が節約できるので、必携です。
また、外したネジを分解図の該当箇所にセロテープで貼っておくと、紛失防止や組み立てたらネジ一本余った!ということも防げます。
ただ、バカ正直にこれに従ってしまうと全バラとなってしまい、今回修理には分解不要な部分もあるので、他の先人のページ・動画も適宜参照しながら進めた方が良いです。
内部はフレキケーブル以外にリード線をハンダ付けしてある箇所が結構あり、一切ハンダを外さずに修理しきっている人もいましたが、私が試したところではリード線付いたままでは作業スペースが得られず、やむなく5か所ハンダを外しました。
ハンダごてなんて、中学の技術家庭科の授業以来でしたが、1年前くらいに秋葉原をぶらついていたときになんとなく買ってた安いハンダごてがあったので、初めて使いましたw
外側の基盤と内側の基盤は底部でクロスするリード線にてハンダ付けされてますが、この状態でボディにねじ止めされている内側の基盤を外せば、ハンダを外す必要はありません。
軍艦部のカバーはボディーとリード線で繋がっていて、ハンダを取らないと分離できません。
今回は分離しませんでした。
ボケてますが、下段にある基盤にハンダ付けされている4本のリード線は、作業スペース確保のため結局外しました。あと底部の黒いリード線も。
だんだん余裕がなくなって写真が少なくなってますw
修理サイトを見ると、Errの原因は大体この部品が原因とされてますが状態は良いように思います。
念のため瞬間接着剤で補強しておきました。
分解よりも組み立てに苦労するのが世の常ですが、今回も四苦八苦。
まず前述のマニュアルも、ここの部品はアセンブリーとして単一部品扱いなのか、詳しい分解図が書いてません。
#214というバネがあり、ミラーの動作に重要な役割をしているっぽいのですが、これが分解作業中に外れてしまい、正解がマニュアルに書いてないので部品の動きから想像して付けました。
(あとでYoutubeの修理動画にチラっと写ってた部分を見ると合ってたようです)
なかなかはめるのが難しくて、何回かぴょーんとバネが飛んでいき、泣きそうになりながら床に這いつくばって探したのは内緒ですToT
今回作業では特に部品交換・修理を行っていませんが、一応ミラーは降ろせたし、ギアを動かしてもミラーアップ・ダウンは問題なさそうなので、組付けてみることにしました。
想像通り慣れないハンダ付けや、ぽろっとどこから落ちたかわからない部品が出てきたりで苦労しました。。
何とか場所が分かったけど、元の状態を写真で保存しておくことは大事。
何とか組み付けてバッテリーを入れてみる。。Err表示。
ダメかぁとシャッターを押すと、カシャっと音がしてミラーがちゃんと戻ってる。
肩液晶を見ると・・・!
Err消えてる!
治った!?やったぜー!!
いそいそと時計をセットし、SDカードを入れ適当なAFレンズをつける。
あれ?半押ししてもAF作動しないな。。
どこかのハンダ付けが甘かったかな。
まあいいか撮ってみよ。
カシ・・・
・・・
ミラー戻ってきません。
もう一度シャッターを押す。
ウィーン。。(しーん)
・・・
元の木阿弥!
で、ヤフオクでジャンクのD80を落札してしまいましたとさ(何故?それも2台も・・)
こうなったらニコイチでも3個イチでも、意地でも使えるD80を作ってやる!
コメント
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