マクロレンズでLet’s デュープ その2

カメラ

前回の続きですが、試し撮りにしてもやっつけ仕事すぎたので、ちょっと真面目に撮ってみました。

まず、スライド量と角度を調整し、パーマセルテープで固定。

光源ですが、スライド観賞用のライト装置は持ってませんので、スピードライトで代用。

撮影環境はこんな感じです。
カメラはE-M5。
ピクチャーモードはフラット。
ホワイトバランスはフラッシュ。

これは、フィルムの味付けをなるべく忠実に再現するため、画像処理が最も穏やかなモードをチョイスしてます。
撮影パラメータはとりあえず、ISO400、F5.6、1/60にセットし、スピードライトFL-600RはSL Aモードとし、同じ撮影パラメータにセット。
付属の小型ストロボをマスターにして、FL-600Rを正面からスレーブ発光させます。

撮影後、水平の調整をしてトリミングした結果が、下記。
2枚目は同じフィルムを業者にデータ化してもらったものを比較用に並べてます。

ここまでProvia 100Fでの比較です。
ちょっとピント甘いのもありますが、自前デュープの方が発色が濃くて、Velviaみたいな印象を受けました。
いいんじゃないでしょうか。

では、Velviaの自前との比較はどうでしょう。
同じく1枚目が自前です。

Velviaの場合は、自前の方が色が濁り気味に見えます。

<追記>

ディスプレイにより全然印象違い、元記事を書いたノートPCだと濁ってるように見えましたが、うちのデスクトップPCで見たら、無調整でもそのまま使える印象でした。
2枚目の写真を少し調整してみます。
DxO Opticsのプリセット「風景」を適用し、コントラスト-20、マイクロコントラスト20、露出補正+0.5にしてみました。

業者

無調整

業者の発色は再現できてませんが、無調整よりはマシですかね。
デジカメのRAWデータなので、腕がある人ならより再現性を高めることはできそうです。
楽をするなら、自前についてはProviaの方が相性良さそうです。
どうしてもデジカメ側の味付けが多少は乗るので、より素材がフラットな方が相性が良いのでしょう。
何にしても、業者に頼まなくても使えるデータ化の目処が立ちました。

次はネガフィルムからのデュープに挑戦してみようと思います。
さわりだけですが、取り込んだ直後はこんな感じ。

トーンカーブを反転させるとこう。

うっすらとしたカラー写真になりましたが、ここから普通に見えるまでになにをいじれば良いのか。。
ということで、研究してみます。

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