前回、巻き上げがうまく行かずに多重露光の嵐となったローライ35の続報です。
2本目となるフィルムを入れた状態で、奈良・大阪弾丸ツアーに連れて行ったのですが、やはり24コマ過ぎても巻き続けられて、巻き戻しダイヤルも結構な抵抗を感じる状態。
巻き切ったかなと開けてみると、前回のように切断されたフィルムの残骸は残っていなかったものの、ほんの小さなフィルムのカケラがあり、なんらかダメージを被った模様。
とりあえずヨドバシに出したところ、時間が早かったので夕方には出来上がると。
で、夕方に受け取りに行ったら中でフィルムが切断されているのと、逆側に巻かれていたとのことで現像不可。
富士フイルムの工場に事故フィルムとして送れば現像できるかもしれないとの前回と同じ扱いとなりました。
とりあえず現像はお願いして、家に帰って新品フィルムでもったいないですが動きを確認することにしました。
マジックで印をつけ、1回分の巻き上げ操作をしてから開けると、半分までしか進まない。
どうも圧着板の圧力が強すぎるのか、巻き上げレバーと連動する部分が空回りするようだ。
しかもフィルム上下の穴にギアが填まってフィルム巻き上げを補助するのだが、巻き上げ動作のメインとなる円筒状の部分は、抵抗に負けて空回りするのに、上下のギアは止まらず回るため、穴を破壊するだけでフィルムが送られない。
で、巻き戻しをしてみても、普通のカメラは巻き上げレバーと円筒状の筒の連動が解除され、軽く巻き戻せるが、このローライ35は、巻き上げレバー付近にあるレバーをRの位置にしても特に連動が解除された様子はなく、空回りする時と同じ重さの抵抗で回るので、フィルムが切断されてしまう。
使い方がおかしいと言われればそうなのかもしれませんが、故障の可能性も高いですね。
ローライ専門の腕の良い修理屋さんがあるみたいなので、直してもらうのも手ですが、今後どれだけ使うかなと躊躇するところではあります。
どうしたもんかな。。
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