富士フイルム XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS

カメラ

ちょっと前に、カメラ・レンズの無限増殖を防ぐための方針を立てました

その方針に従うと買ってはならない製品なのですが、

 

・各マウント1本は専用レンズを買っても良い

 

とポリシーを更新した上で、ヤフオクポチしてしまいました。

歯止めにならないじゃん、というのは置いておき、せっかくあるAFという機能を一回も使わないというのももったいないので、良いんです!w

 

買ったのは、換算24-75mm、F3.5-5.6 という何の変哲もないキットレンズです。

廉価版標準ズームとしては、X-E3とセットでも買えた XF 18-55mm F2.8-4、最近のエントリーモデルのキットレンズである XC 15-45mm F3.5-5.6 と他にも選択肢があるのですが、以下の理由によりちょっと古い XC 16-50mm F3.5-5.6の前期型にしました。

 

まずセットモデルの設定もあった XF 18-55mm F2.8-4 ですが、これはF値がちょっとキットレンズ離れしていて、実際他社のキットレンズに比べると画質が良いという評判ですが、換算27mmスタートというのと、明るい分やや重いのが難点。

軽いX-E3との組み合わせだとバランスが悪そうだったのと、XC 16-50mm や XC 15-45mm と比べると広角端が3 ~ 4.5mmほど広く、広角側の3mm違いは大きな違いということで、候補から外れました。

 

次に新しい XC 15-45mm ですが、こちら画角とコンパクトさ、寄れるということを考えると最良と思えるのですが、名前にPZとあるように、Power Zoom つまりズームが電動なんです。

動画をX-E3で本気で撮るわけはない身としては、電動ズームは利点がない、というか画角調整に時間がかかったり、故障ポイントが増えたりとむしろ害なので却下。

 

ということで消去法で XC 16-50mm F3.5-5.6 とちょっと古めのモデルになりました。

前期型、II型はどちらでもよかったんですが(これらは仕様が異なり、レンズ構成は同じながらなぜかII型の方が寄れる)、古い分前期型の方が安かったのと、オクなので出玉は一期一会ということでたまたま前期型をゲットすることになりました。

 

まだ来たばかりで全然使ってませんが、外出自粛の折り、近所を散歩した際にちょっと使ってみました。

全景。ほぼ広角端の17.5mm。プログラムオートで撮ったのでF5.6. ISO200.

ほぼ崖みたいな急こう配の下から見上げて撮ってます。

開放ではありませんが、満足できるシャープな写りだと思います。

 

このレンズは手振れ補正付きで、本体側でモードの切り替え(常時、撮影時、OFF)ができるので、室内でテストしてみました。

結果、「これ、手振れ補正付いてる・・・?」

 

いや、間違いなく付いてます。

作動時に「クッ」と絵がズレるので間違いなく作動しているんですが、結果を見ると効果が疑わしい。

「OFF」、「常時」、「撮影時」で比較すると、

 

・「常時」・・・OFFより辛うじて1段SSを落とせるかなという感じ。

・「撮影時」・・・おまえはダメだ orz

 

「撮影時」はAF-C専用なのかなぁ。

AF-Sで使うと、OFFよりブレが減ることがほとんどなく、OFFの方が大抵の場合マシ。

それだけでなく、補正レンズが暴走したかのような派手なブレも稀に発生します。

 

ということで、「常時」で使おうと思いますがOM-Dのような安心感は得られず、ないものと思ってSSに気をつけて使っていこうと思います。

 

おまけ:

シャッター抜け(シャッターを全押ししても空振る現象を命名w)防止のために、ニコンのフィルム機用に買ってたレリーズボタンを付けてみました。

フィルムライクなコンセプトにより、これに限らずねじ込み式のレリーズケーブルなんかも使えて、過去資産を活かせるというのもX-E3の特長ですね。

効果ですが、装着以後調子はいいっちゃいいんですが、たまに空振りしないまでも降り遅れの時があり、なんとなくソフト側の遅延が原因ぽい。

まあ、本機は私の中ではフィルムカメラの代替なので、シャッター抜けが起きたらフィルムを巻き上げ忘れたと思うようにしようw

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