年越し弾丸ツアー ~1日目・大晦日~

旅行

昨年は受験のために見送った年越し弾丸ツアー。

行先は会津に行くことが多かったのですが、いい加減見るところも見たし、秋には紅葉を求めて(一人ですが)行ったしということで、今回は趣向を変えて奈良に決定。

京都は修学旅行以降、大人になってから何回も行きましたが、 奈良は中学時代の修学旅行のみで、いつかもう一度行きたいと思っていたんですよね。

加えて、次女は修学旅行先にならず行ったことがないということで決めました。

宿泊先は奈良ではなく、何かと便利な大阪。

道頓堀近くの宿に決めました。

一泊しかないので新幹線&レンタカーにしようかと思いましたが、4名だと車の方が断然安い。

また、新大阪着いてレンタカーの手続きして奈良に向かうとやるのであれば、時間もあまり変わらないということで、いつも通りw足はマイカーということに落ち着きました。

大晦日、4:30ちょっと前に出発。

東名から新東名に入り、岡崎SAで味噌煮込みうどんの朝食。

豊田からは名古屋沿岸の工場地帯の間際を通って四日市、亀山に至る伊勢湾岸道、東名阪道から国道25号線名阪国道へ。

この道は自動車道のように整備されていますが一般道です。

今回、奈良といっても私の興味の対象は明日香村。

あまり修学旅行では行くことないんじゃないでしょうか。

11時前に明日香村に到着、まずは岡寺に参拝します。

明日元旦ならまた光景が違うのでしょうが、大晦日なので閑散としてました。

今回のカメラはD750.

E-M1も持って行きましたが、使いませんでした。

車だからとレンズもいくつか持って行きましたが、 AF-S 24-120mm f/4G 付けっ放しで交換せず。

旅行だと、このレンズ最適ですね。

岡寺から見た明日香村の風景。

田んぼを取り囲む和風建築の家(巨大な家が多い)。。。

日本の原風景って感じですね。

古代王朝の都があったと思うと、ロマンを感じますねぇ。

続いて、蘇我馬子のお墓と伝えられる石舞台。

当初はこの巨大な石棺を土で覆われた小山となっていたのが、発掘により今の形にあらわにされているとのこと。

続いて、ナビに飛鳥板蓋宮跡とあるので近づいてみますが、案内がなにもない。

村役場に車を停めさせて頂いて、ナビの指すあたりに向かってみると、、

ありました!

民家の間にある畑のような空き地ですが、皇極天皇の住居にして乙巳の変(我々は大化の改新と習いましたね。。)の舞台となった場所です。

傍らに説明板はあるものの、役所前の案内図にも記載がないのはなんででしょうね。。

次に訪れたのは飛鳥寺。

門をくぐったところ。

門をくぐって左手にある万葉池。

石碑の通り、6~7世紀に建立された大仏様が本尊です。

中に入るとちょうど住職さんが説明している最中で、顔の右半分と左半分で表情が違う(たしかに右側は口角がほんの少し上がっていて、微笑んでいるように見える)とか、正面を向いておらずやや右を向いており、視線の先には聖徳太子の生まれた厩があるとか、火事で損傷したけど、建造当時の箇所が部分的に残っているとかの貴重な説明を聞くことができました。

驚いたことに、撮影自由とのことでしたので、ありがたく写真に納めさせていただきました。

次に向かうは、高松塚古墳。

色彩のついた壁画が残っていたことで有名です。

壁画は損傷が進むのを止めることができず、取り出して修復後に戻す計画となっているようですが、隣接の壁画館は年末年始休暇で入ることができませんでした。

ここも、草木が生い茂る小山だった場所を、地元の村民がショウガ堀りの最中に偶然見つけたそうで、その後それらしく成形されたものです。

後光を入れてみましたw

さて、最後は次女の修学旅行を補完する目的で、メジャーどころも回ってみようと東大寺へ。

法隆寺も行こうと思ったのですが、思いの外距離があり、16時を回ろうかという時間だったので東大寺に絞りました。

奈良公園が隣接しており、名物はもちろん鹿。

手前に柵らしきものが見えますが、出入りは自由です。

が、柵の中には人間が入ってこないことを学んでいるのか、8割方の鹿は柵の中でのんびりしていました。

厳島もそうですが、野生の鹿が人に馴れてお互いを見物しているという光景は、ちょっと信じられない光景ながら気持ちが暖まります。

地元住民の方には苦労もあるでしょうが、良き伝統として共生していってもらいたいものです。

大仏殿の写真は人が写り込みすぎて載せられないので、手前の門を。

門に鎮座する阿形像。

そして本尊の廬舎那仏ですが、こちらも禁止されているのは三脚のみ。

ありがたく撮影させていただきました。

この後は大阪、道頓堀沿いにあるホテルに投宿し、食事に繰り出しました。

お好み焼き、たこ焼きをハシゴ。

粉もんバル的に、つまみに1杯やったら次の店へ。楽しい!

宿に戻ったら、サービスで年越しそばを頂きました。

で、布団に横になり、ガキの使いを見るまでが恒例ですが、最後まで見れたことがほとんどなく。。

今年も、早朝からの長距離ドライブの疲れもあり、家族の中で1番乗りで落ちました。

年明けも夢の中・・(笑

2日目に続く・・

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