平日に有休を取り、ちょうど梅雨入りと重なったので明月院に行ってみることにしました。
いわずと知れたあじさい寺。行くのは初めてです。
鎌倉・北鎌倉は最寄駅から乗り換えなしの20分ほどで行けるので便利です。
6月4日~9日は一部で「中判写真週間」と定義されています。
中判フィルムのフォーマットは、6×4.5、6×6、6×7、6×8、6×9cm とあり、4から9まで揃っていることが由来です。
なので、今回は GW690 であじさいを撮ることを目的に出かけます。
とはいえ、GW690 には露出計も付いていないし、単焦点だし、フィルム一本で撮れる枚数も少ないので、デジカメも必須。
スリングバッグのメインコンパートメントに GW690 を入れると、サブコンパートメントにデジカメを入れるしかないのですが、サイズ的に D750 はムリ。
雨ですし、防塵防滴のE-M1 と PROレンズの組み合わせが最適ですが、良く知りませんがこの時期は非常に混雑するとのことで、12-40mmよりは40-150mmの方が人を入れずに風景を切り取れて良さそう。
しかし、40-150mmだと大きすぎてサブコンパートメントに納めることは不可能。
という諸々の制約を考慮した結果、最近入手した Ai AF 28-105mm f/3.5-4.5D の試写を兼ねて D3300 との組み合わせで行くことにしました。
これだと換算 42-157.5mm となって程良いし、50mm以上でマクロモードに切り替えることができて、最大撮影倍率 1/2 のハーフマクロになるという便利なレンズです。
朝のうちは降ったり止んだり、降っても小雨っぽいので、防塵防滴ボディ・レンズじゃないけどまあ大丈夫でしょう。
明月院に8:45頃に着くと(開門は8:30)、平日の雨だというのにまずまずの人出。
リタイヤ組の高齢者か主婦ばかりかと思ったら、若い人や現役世代も結構いますね。
ただ、混みすぎて身動き取れないというほどではなく、人の切れ間を狙っての撮影も可能です。
下の写真は中央部に少し人影が残ってますが・・
D3300はボディ側にAFモーターがなく、レンズ側にモーターを備える AF-S か AF-P レンズでしかオートフォーカスが機能しません。
なので今回はマニュアルフォーカスでの撮影です。
傘さしながらやることじゃないですが、これが意外と楽しい!
被写体を見てる時間がAFの時より必然的に長くなるので、じっくりと被写体に向き合って撮れる気がします。
ただ、AFレンズのためMFの操作性はコストダウンの犠牲となって、フォーカスリングはほんの45度くらいの回転で0.5mから無限遠までを合わせなければならず、なかなか手持ちでピタッと合わせるのは困難です。
まだ最大撮影倍率まで寄ってませんが、マクロっぽい撮影も可能。
明月院のアジサイは、大半が青で紫や白は少数派。
このレンズは、開放付近では若干フレアっぽいんですが、被写体が花ということでソフトフォーカス的な効果が得られ、ちょうど良くハマった感じです。
意外でしたが、ボケも綺麗な玉ボケで好印象。
約1時間撮影を楽しんで、10時前には明月院を後にしました。
たまたまですが、被写体に適したレンズのチョイスがうまく行き、雨でも気にならずに楽しく撮り歩くことができました。
GW690で撮ったVelvia は横浜駅のカメスズさんに現像をお願いしてから帰宅。
モルトを一部貼り換えて最初の撮影だからやや不安。。
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