浜離宮 放鷹術

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正月休みは4日しかない短いものでしたが、1/2に横浜で父や弟一家と食事した後、奥さん実家へ行って泊まる(移動は電車)スケジュールでしたので、荷物を減らしたい小旅行というシチュエーションがやってきました。

1/3に何かイベントないかと探したところ、浜離宮で鷹匠が放鷹術のデモンストレーションを行うというのを見付け、これを見に行こうと決めました。
そこで、高倍率ズームを付けた D5100 の出番!無駄遣いじゃなかった!(若干無理やりですがw)と1台だけ持っていくことにしました。

まずは入口近くにある三百歳の松。



良い天気でダウンだと暑いくらいで、マフラーもとってしまいました。



こちらは第18代棟梁の女性鷹匠さんです。
演者は男女半々くらいに見えました。

ボディのせいか、レンズのせいか(または腕かも)、AF速度はゆっくりで、ダイナミックAFにしてましたが、距離が遠いと意図した被写体にピントを合わせてくれない現象がよく起こり(やはり F5.6 を超える暗さが原因か・・)、これは飛んでる鷹を撮るのは苦戦しそうだなと思いました。



これらは25m程度離れた演者の間を渡る技。
1/500秒、F8に固定して撮りましたが(ISOは自動)、1/2000秒くらいじゃないと止まらないかも。
途中で立ち木に飛んで泊まってしまいましたが、しばらく呼び戻していると戻ってくるので、信頼関係はかなりのものですね。
とはいえ、犬みたいなわけにはいかないらしく、飛んで逃げてしまうこともあるとか。

鳥って、自分の縄張り(テリトリー)外では落ち着かないものらしいですが、鷹匠と多くの時間一緒にいて、深夜町中を練り歩いたりすることで、鷹匠と一緒にいればテリトリー外でも安心して良いんだということを教え込むんだそうです。

観客から数名指名しての体験コーナーもあり、指名されれば貴重な体験ができそうです。
この正月イベントは20年以上やっているそうで、今日指名された方は何年も通ってようやく指名されたと喜んでらっしゃいました。

さて、本日のメインイベントは、隣接する電通ビルの屋上210mからの急降下ということで、スタート地点はこちら。



拡大図はこちらです。

着地地点の内堀広場では、餌となる鳩を紐につけて振り回します。
一瞬で見付けて絶好のスタートを切ったそうですが、速すぎて D5100 の小さいファインダーでは追尾できず、あっという間に見失いました。
まあ、裸眼で見てても見失いそうでしたが。。

で、司会者のアナウンスで発見して慌てて撮ったらこんな感じ。



スタートしたら獲物まで一直線に急降下するのかと思いきや、風が影響したり、カラスが縄張りを主張して追っ払おうと牽制したりするのと、今回演じた鷹の種類(レッドテール)の特性として、上空を旋回しながら慎重に追い詰めていくタイプらしく、ぐるぐると旋回しているところを撮ったものです。
で、旋回してたらカラスが数十羽も集まってきて、鷹くんは木の中に一旦避難。



しばらくしてカラスがあきらめたのか、鷹と認識して勝てないと思ったのか、次第に飛び去って、最後の一羽が飛び去った後に鷹匠の元へ戻ってきました。
演じ終わって、客席間近まで来てくれた鷹くん。



終了後は、浜離宮じっくり見るの初めてだったことを思い出し、しばらく散歩しました。



こういった風景や家族写真を撮りつつ、望遠での動体も1本で撮れるというのは確かに利便性高いですが、AFの速度とファインダーの小ささによって動体撮影はやりやすいという感じではないですね。
イベント自体はなかなか面白いイベントでした。
来年来れるなら、今度はD750でチャレンジしてみようと思います。

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