ニコンZ fを日光ツーリングに連れていき、1日で350枚以上撮ってきました。
まだ使い込むまでは行きませんが、また機能・設定面では色々文句を言いましたが、実際に撮影するとどうだったのかを書いていきたいと思います。
設定
機能ボタンの設定は以下のようにしました。
- Dispボタン・・・水準器On/Off
- Fnボタン・・・感度設定
- 録画ボタン・・・マイメニュー
マイメニューには自動感度制御On/Offだけ割り当ててますが、FnボタンにISO感度を割り当てたことにより、ボタンを押しながらメインダイヤルを回すことで自動感度制御がOn/Offできるようになったので、今回の撮影中はマイメニューを開くことはありませんでした。
アナログダイヤル
露出補正ダイヤルはとっても便利。
撮影結果をディスプレイで見る限り、実行感度が少し低い?
アクティブD-ライティングはまずはOffにしていて、太陽が低めの季節で明暗差が大きい風景を撮っていたので、白飛びしないように調整されているのかも知れません。
なので、1/3段~1段くらい露出補正が必要で、ダイヤルが重宝しました。
ファインダーや液晶を見なくても、ダイヤルで設定値が分かるのも便利。
夜間撮影だとダイヤル値見えなくて役に立たないと思いますが。
ISO感度ダイヤルとシャッター速度ダイヤルは、一度も触りませんでした。
これが現実。。
ファインダー
いい意味でEVFであることを意識させない、とても自然な見え方。
PLフィルターの効果もちゃんと分かる。
余談ですがオリンパスのEVFではPLフィルターを回しても効果が判然とせず、他のEVF機でPLフィルターを使ったことがなかったので、EVFの特性か?とも思ってましたので、嬉しい誤算。
電子水準器
電子水準器の感度が過敏すぎる?感じがします。
ブルブル震えて(手が?w)全然ピタっと止まらない。
あと、横位置で普通に構えると、大体左に傾いてると水準器に言われます。
縦位置で構えるとほぼ中央だし、D750の時も何も考えなくても構えればほぼ中央だったので、ボディのバランスが関係してるのかな?
手振れ補正
感度自動制御で低速限界をオート-1(=40mmレンズだと1/25s)の設定で、油断しなければ通常撮影では手振れは大抵気にせずに済みます。
最大8段の補正ということは、40mmレンズ補正なしで1/60sでブレないとしたら、4秒でも止まるということになりますが、条件によるだろうし撮影者のスキルにもよるのでまあ1秒が止まるなら十分かなと思います。
こちらはシャッター速度1秒の手持ち撮影です。
等倍で見るとブレてます。
保険で1/5s、1/3sでも撮りましたが、どちらも等倍で見てブレは確認できませんでした。
なので、私の腕だと1sで止めるには訓練が必要そうです。
1/2sなら止まるかな。
操作性
モード選択がシンプルなのは良いですね。
中級機にあるSceneやEffectやU1等、ほとんど使ったことない選択肢がないPSAMのみなので。
今回の撮影では、Aモード中心に滝の写真ではSモードにして感度下げたり、シャッター速度下げたり、Aモードと行ったり来たりをしましたが、さほどストレスは感じませんでした。
あと、少し動画を撮りましたが動画モードへの切り替えもシャッターダイヤルと同軸の「動画」「静止画」「B&W」しか選択肢がないレバーなのでこれもシンプルで使いやすいです。
レリーズボタン
レリーズボタンにネジ穴があることは発表時の画像でわかっていて、
これはアナログ式のレリーズケーブルが使えるのでは?と期待しました。
ただ、発売前のWeb媒体のニュースを見ると、早々にそれが打ち砕かれて少しガッカリしました。
こんな感じで装着はできますが、レリーズはできません。
ちなみに、X-E3はできました。
クラシカル風というだけでなく、真面目に作ってるなと思います。
レリーズケーブルはあきらめてねじ込み式のソフトレリーズボタンを付けています。
シャッターは軽めで、ストロークも浅め(私の歴代所有機比)と感じました。
少し指をかけた状態でシャッターが切れてしまうこともあります。まあ、深すぎるよりは良いでしょう。
ちなみにこのソフトレリーズボタンはNIKON謹製で、3,000円以上もしました。。
買ったのはだいぶ前ですが。
終わりに
最後また軽く文句を言ってしまいましたが、画質については現状全く不満がありません。
像面でピントを合わせるので、キレッキレです。
まだ高感度撮影は行っていないのですが、同じ画素数のZ6IIの高感度画質は相当良い(ノイズが少ない)とのことなので、期待しています。
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