BMWの本流を体験

ここ最近、休日出勤が多くブログのネタになるような出来事に乏しいのです。。

 

そんな中、その休日出勤で貴重な体験が。

その日は20時に終わるはずの作業が長引き、日を跨いでしまいました。

当然電車もなくなり、タクシーか都内の義実家に泊めてもらうか思案していると、同じ方面の同僚が車で来ていると言う。

彼の方が遠いので、私の自宅まで私が運転するのであれば乗せてってくれるとのこと。

 

で、彼は社内でも有数の車好きBMW好きで、今の愛車はM2クーペ

 

うちのと同じ2シリーズではあるのですが、一般向けの2シリーズは、FF駆動で背の高い居住性重視のパッケージングが特長のファミリーカーであるのに対し、M2クーペはFR駆動で背の低い平べったいスタイリング。

エンジンは直列6気筒3リッターターボで370psを発揮。要はM3のコンパクト版という趣で、なぜコレが同じシリーズなのかと首を傾げたくなるほど別物です。

 

同僚はさらに、レカロシートとローダウンサスに換えており、よりスポーティーな仕様に。

車高が低く、サイドが高いシートに身を入れるのが大変でしたが、なんとか収まっていよいよスタート。

トランスミッションはDCTの7速で、トルコン方式のATのようなクリープはしません。首都高から横羽線のルートで帰路へ。

 

「カートみたいな感覚ですよ」との本人のコメントですが、意味分かりました。

ハンドルの遊びがゼロで、左のサイドミラー見ただけで車が左に流れようとする。

すげー運転が下手になったように感じました。

リアが張り出しているので、ETCゲートも超慎重(笑)

 

首都高横羽線は継ぎ目が多く、ローダウンサスは決して乗り心地が良いものではありません。

細かいカーブが多いのも特徴で、運転には気を遣いますが、FRの車にまともに乗ったのが学生以来ということもあって、コーナー立ち上がりで後ろからグイっと押される感覚は本当に久しぶりで楽しめました。

全然スピード出してませんが、このまま踏んだらケツが流れるんだろうなぁと思わせる感覚。

簡単にドリフトできそうです。

 

約50分で無事家に到着。

疲れるなこれ。眠くならないのはいいけど(笑)

降りるときは乗るときより大変で、頭の高さを変えずに踏ん張って腰を浮かすという曲芸が必要で、足が攣りそうになりましたorz

 

トゥーラン退役したら、中古のスポーティーなFR車に替えようかなと思わせる体験でした。

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