BMWの1シリーズは、2Boxコンパクトカーのジャンルで唯一のFRのレイアウトを持っています。
が、すでにFFとなっている2シリーズアクティブツアラー／グランツアラーと同じく、次のモデルチェンジでミニと共通のFFに変更となるようで、FRのコンパクトカーを味わえるのはそう長くなさそう。
なので、ディーラーにお願いして試乗させてもらうことにしました。
何年後か、トゥーランが退役したらセカンドカーとして中古で買うかもしれないしｗ
試乗コースは、アップダウンあり（短いけど）ワインディングあり、幹線道路ありのコースで、ドゥカティのディーラーが近くにあって、過去ドカの試乗でも通ったコースです。
試乗車はガソリン3気筒1,500ccの118i.
エントリーモデルな1シリーズの中でも、もっともベーシックなタイプです。
静止時にシートに座ると、フロントウィンドウの上下が低いので、ルームミラーがものすごく視界を遮るような気がしたんですが、運転中は気にならなかったですね。
シートポジションも気になるところなし。
うちのグランツアラーよりも着座位置は低いはずですが、違和感ありませんでした。
3気筒エンジンというと、4気筒に比べて滑らかさに劣るとか、振動が気になるんじゃないかみたいな偏見を持ってましたが、全く静かで滑らか。
アイドリングでは良い意味でエンジンの存在を感じさせない仕上がりになってます。
1,500ccでも、Comfortモードならパワーは十分。
ただ、Ecoモードは全然走らないところがうちのディーゼルと違うところです。
FR車は自分名義の車では皆無。
大学時代に実家の車だったマーク2、クラウン以来にまともに運転しました。
マーク2では、冬スキーに行ってチェーンを巻いて峠道をドリフトしながら往復した記憶がありますね。
結構車通りあったのに、若気の至りというか・・
ただ、スピードは30km/hくらいでしたけど、全くヒヤッとすることなく完璧に片側車線内でコントロールできてたんですよね。
特に練習したこともないのに、なんであんなことができたのか、今となっては不思議。。
脱線しましたが、試乗コースを流して感じたのは、コーナーリングで頭が軽いということと、コーナーで踏み込むとお尻が外に逃げる（当然グリップの範囲内ですが）感覚がFRだなーと。
いやー面白いなぁ。
元々コンパクトな車が好きなので、普段使いと、2名までのゴルフならこのサイズとパワーで十分以上だな。
このクラスなら動力伝達の効率（＝燃費）や、空間効率考えてもVWゴルフを選ぶのが正解なんでしょうが、運転してて一味違う楽しさを求めるなら、1シリーズ、良いですねぇ。
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