年末年始にかけてだいぶ機材を処分しました。
AF-S 80-200mm f/2.8D、ニコンFM 2台、EF 28-105mm F3.5-4.5、EF 70-300mm F4-5.6、Ai-S 50mm f/1.8
あと、PING i20 ドライバー。。
防湿庫もスッキリしたと思ったら、EOS KISS DIGITAL N と EF-S 18-55mm IS STM が戻ってきたことは書きましたが、久しぶりにレンズを新規購入。
それがタイトルのオリンパスのm4/3用新製品マクロレンズ。
前にも書いたことありますが、マクロレンズが映し出す (花や昆虫が定番の) 世界には、現状あまり興味ありません。
ではなぜ?というと、フィルムカメラ、特にリバーサルフィルムを使うようになってから、現像だけならまだしも、データ化まで頼むと日数も費用もかかるので、自分でデジタル化できないかと。
フィルムスキャナーなんかもありましたが、デジカメとマクロレンズを使ったデュープという方法があることをサイトで見付けました。
色々調べてみると、ニコンからそのためのアクセサリが売ってました。
それが下記のスライドコピーアダプターES-1。
Nikon スライドコピーアダプター ES-14,860円Amazon |
これと、現行レンズだとAF-S 60mm f/2.8G Macro の組み合わせでフィルムをデジタル化できると。
うちにはD750があるので、素直に上記のレンズを買えばいいのですが、ES-1の説明には60mm前後の等倍マクロなら使えると書いてあります。
これは自社の少し古い55mmマクロとか、同じく自社のAPS-Cと40mm DX マクロレンズを使うことを想定した注意書きだと思いますが、他社のカメラとレンズでも、60mm付近の等倍マクロならイケるのでは?
実際、サイトを検索すると他社製のカメラ・レンズでも使用例が見つかりました。
で、色々考えた結果、ニコンの60mmは7万円弱ほどするのと、マクロ以外の普段使いと考えると50mm f/1.8Gも持っているし、58mm f/1.4もいつか買おうと思っていて、焦点距離が被るなと。
逆に、オリンパスのm4/3は、カメラもE-M1を導入して2台体制になったし、単焦点は20mm(換算40mm)と45mm(換算90mm)しか所有しておらず、ちょうど標準域の単焦点がない状態。
というところにオリンパスから30mm(換算60mm)マクロレンズが新発売。
F3.5と単焦点としてはちょっと暗いですが、最大撮影倍率は1.25倍(換算2.5倍)と等倍以上の近接性能を持ち、しかも!(ここ大事w)実売価格が3万円を切ってる。
また、AF-S 60mm マクロには手振れ補正がありませんが、オリンパスならボディ側の手振れ補正も効いて何かと便利!
ということで、レンズはオリンパス・オンラインショップで、ES-1と接続用リングはAmazonで注文し、揃いました。

接続用リングですが、ES-1は52mmにネジ込めるようになっており、30mmマクロのレンズ先端は46mmなので、マルミの46-52mmステップアップリングを購入。
合わせて3万ちょっとと、ニコンの半額以下で揃えることができました。

早速使ってみます。

以前現像したリバーサルフィルムをES-1に差し込み。
スライド形式ではなく、スリーブのままなので平面が出ていないと思いますが、まあ試しなので。
また、照明も適当に蛍光灯に向けて撮っただけですが、まあ試しなのでw
ES-1は2cmほどスライドできるようになっており、最も伸ばした状態でほぼ撮影面全域が撮影可能という感じ。
説明書見ると、AF-S 60mmだと接続リング以外に、もう一つか二つの部品を組み合わせるように書いてあるので不安になりましたが、ちゃんとオートフォーカスでピントも合って、何の問題もなく使えました。
まあ、縦横比率が標準だと4:3になってしまうので、3:2モードで使うか、あとでトリミングは必要となります。
トリミングなしの撮って出しJPG画像。
FLATモードで撮影。



おっと、左右結構余白ありますね。。
目いっぱい伸ばすのではなく、もう少しES-1のスライドを縮められそうです。
ちょっと斜めってたり、コントラストがキツい気がしますが、現像ソフトでいじくればもう少し良くなるかとは思います。
これで、現像と同時にデータ化を頼むと余計に10日・1200円かかるのと、それだけやっても600万画素のデータにしかならないところ、自分で好きなカットだけ無料でデータ化できて、しかも上下カットしたとしても約1,450万画素のデータが取り出せます。
フィルム写真愛好家でm4/3所有の方は、是非!
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