XA2で撮影したネガをプリントしたり、スキャナで取り込んだ場合、どうも粒状感が他のカメラより目立つ。
特に、晴天屋外という、本来綺麗に撮れて当たり前の条件で顕著です。
おかしいなと思ってネガを確認すると、そういうコマは大体全体的に白っぽい。
露出不足ですね。。
スキャナーで読み込むと、上下は写ってないと判定されてパノラマモードに。。
比較的暗い室内などは適正っぽいです。
ネットで症例を探すと、明るいところは適正で、室内はオーバーというケースが複数ありました。
私のは、その症状のままアンダー側にシフトした感じですかね?
原因は露出判断に使われているCdS素子の経年劣化です。
CdSセルは、光の強さにより電気抵抗が変化する性質を持っており、劣化すると変化の量が小さくなったり、変化域が偏ったりすることが、露出が狂う原因のようです。
部品自体は秋葉原とかで数十円で売っており、カメラの分解と電気工作のウデがあれば交換可能で、実際それで復活させた例も散見されます。
ただし、CdSセルのサイズや特性は色々ラインナップがあり、オリジナルに近いものを探さなきゃならないのと、交換して露出をピッタリ合わせるには調整も必要そうです。
と言うわけで、私にはちょっとハードル高そうなので、まずはフィルムの感度設定を場面によって調整することで対応しようかなと思います。
あとは、齢80にして手先が器用で電気工作が得意な父に発注してみるか。。
父はそのスキルを活かして、ボランティア団体の「おもちゃの病院」に参加しており、公民館などに道具持参で通っては、持ち込まれたおもちゃや電化製品の修理を行っているそうです。
他にも月数回のゴルフは欠かさず、数年前からある楽器の教室に通い始め、シニア生徒募集チラシのモデルに起用されるなど、いつまでも元気で本当にありがたいことです。
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