カメラ機材は断捨離後もまだ減らしたいという気持ちとは裏腹に、入院を契機とした物欲爆発により膨張期にありますw
先日紹介したペンタックスK-70の他、未紹介のレンズが3本ほど。
その流れで、やっぱりCCDセンサー機は1台持っておきたいなと思いました。
CCDセンサー機の所有歴としてはニコンのD40とD50、ペンタックスの*ist Dsがありますが、いずれも処分済み。
D40とD50は不調、*ist DsはRAW現像手段が確保できなかったというやむを得ない理由によるもので、いずれも撮れた写真そのものの評価としては、独特の色合いや雰囲気など十分満足できるものでした。
ということでヤフオク中心に物件探しを開始。
心情として、一時所有していたものを買い直すのは面白くないので、まずニコンだとD200をターゲットとしました。
ボディ側AFモーターは欲しいとなるとD40x、D60は脱落。
D80は故障が多そう、MFレンズでAEが効かないというネガティブ要素があり、その点D200はハイアマ、セミプロ向けの3桁機ということで大丈夫そうです。
で、入院中から何回かチャレンジしたのですが、いずれも競り負けで購入に至らず。
ニコン以外にも視野を拡げるか、という中で思い付いたのがフォーサーズ機。
オリンパスが採用していたCCDはコダック製で、コダックブルーとかオリンパスブルーという呼称で、ちょっと大げさに言うと語り草となっているのを思い出しました。
最初にターゲットにしたのは、E-400.
これは日本では未発売、最後のCCD搭載機、非常にコンパクトという特徴により所有満足度が高いと思いました。
ただ、日本で未発売ということでオークションサイトにはほとんど出玉がなく、あっても法外に高く、入手性が極めて悪い。
ということで、eBayでゲットしようと思いました。
ボディのみ90ユーロ(約11千円)、送料入れると14千円と決してリーズナブルとは言えない物件を、値切って75ユーロ(約9.3千円)でDoneし、到着を待ちわびていました。
が、こちらに記載した顛末により不着。
その後、何回かオークションに参加しましたがいずれも競り負け。
もういいや。E-400はあきらめよう。
代わりにE-300とE-500で迷った末、E-500をゲットしました。
E-300は、所有していたE-330の印象(うすらデカい)が拭えず、よりコンパクトなE-500に軍配が上がりました。
大きさは、EOS KISSと同じくらいです。
以前所有していた EOS KISS DN と同年代で画素数も同じ800万画素。
フォーサーズ用のレンズも以前14-45mmを持っていましたが売ってしまったので、別途入手しました。
ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4-5.6 です。
メイン機材の一つであるマイクロフォーサーズ機用に広角ズームレンズが欲しいとずっと思いながら入手できていなかった(微妙にコスパが悪いので・・)のですが、フォーサーズの9-18mmなら中古は3万円切りとリーズナブルな上、マウントアダプターによりマイクロフォーサーズ機でも使えて、AFも可能。
これは一石二鳥!というテンションで購入しました。
梅雨真っただ中ですが、奇跡的に午前中晴れ間が出たのでさっそく青空を撮ってみました。
どうでしょうか。
-0.7EVくらいだと印象的なブルー、コダックブルーという感じになるんでしょうかね。
濃いけど濁ってないという感じ?
というかですね、このセンサーはやはりセンサー面積も小さく15年前のCCDなのでダイナミックレンジが狭いです。
0EVで評価測光だとすぐ白飛びするイメージで、-0.7EVくらいがちょうどいいと思いました。
これ-0.7EVですけど、ちょうどいいですよね?
E-500はファインダーが豆粒のようでMFはムリですが、それを除くとサイズ感、画質、色合いと気に入りました。
機能的には、EOS KISS DNになくて不満だった ISO AUTO があるので喜んだのも束の間、室内で撮ってもシャッター速度が遠慮なく遅くなる。
撮ったデータを見るとISO100のまま。
壊れてるのか?とマニュアル(いまだにオンラインマニュアルがオリンパスサイトから参照可能!)を読むと、「基本ISO100となりますが、フラッシュ撮影で被写体がフラッシュの光が届かない距離にいる場合、適宜ISOが上がります」という謎仕様であることがわかりました。
つまりISOはマニュアルで合わせるしかないということですorz
まあ、KISS DN 1台しかなかった時と違い、室内撮影に適したカメラはありますので本機は印象的な青空を絡めた写真を撮っていければいいなと思います。
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