妄想記事です。
カメラ機材の膨張期が落ち着いて、何回目かわかりませんが断捨離へ。
完全にリバウンドを繰り返すダイエット状態ですな。
コンパクトなOVFデジイチとしてK-70が来たので、やや軽いとはいうものの、
「我が家での存在理由=コンパクトなOVF機」
だったEOS KISS X3をEOSレンズとともに放出。
これでキヤノンの本体もレンズも皆無となりました。
続いて、これまで聖域としていたニコンの単焦点レンズの2本、Ai AF 35mm f/2D と Ai AF 28mm f/2.8S も放出。
コンパクトな単焦点、しかも広角寄りは主な用途がスナップになると思いますが、所有する唯一のニコンのデジイチがD750.
他にもコンパクトなデジカメを所有する私としては、巨大なD750じゃスナップしないんですよ。
D750の主な用途の一つである風景撮りなら、絞って撮るし利便性考えてもズームレンズが適しており、AF-S 18-35mm Gでその2本の焦点距離もカバー可能。
マウントアダプターでX-E3やマイクロフォーサーズで使っても良いんですが、AFレンズなのでピントリングの回転角が小さく、その目的ならMFレンズの方が快適ということで、存在価値が低下。
放出に至りました。
ところで聖域だったニコン単焦点レンズに手を付けたついでに、これまで放出対象とは全く考えていなかったD750についても頭をかすめることが多くなりました。
客観的に考えると使用頻度的に放出対象となってもおかしくありません。
そこで、D750を手放すとどのくらい困るのか、心に穴が開くのかwを考察してみます。
個人的に、フルサイズがAPS-Cやマイクロフォーサーズと比較して優れているのは、高感度でのノイズの少なさと大きくボカすことができるという2点のみだと思ってます(異論は認める)。
しかも前者は割と簡単に小センサーサイズのカメラに追いつかれてしまう優位点です。
フルサイズとマイクロフォーサーズのノイズ量およびボケ量には約2段分の差があるといわれてますが、オリンパス機なら手振れ補正で2段くらいの補正は簡単で、3段以上の補正も可能。
また、ボケ量が少ないということは絞らなくても隅々までシャープ、大口径の単焦点レンズでも手振れ補正可能とくれば、ISO値を5段以上抑えることができるので、ノイズを発生させる高感度を使う場面自体が少ない。
実際、OM-Dと20mm F1.7レンズで夜桜とかをよく撮りに行きます。
仕上がりについても全く不満がありません。
唯一カバーできないのが、光量の少ないところでの動体を撮影する場合。
ステージや舞台、体育館、夜の空港などでの撮影で、速いシャッタースピードが必要になる場合はどうしてもISO感度を上げざるを得ないので差が出ます。
逆に言うとそのような撮影をしないのであれば、フルサイズにこだわる必要はないということ。
もう一つの大きくボカせる特性については、主に被写体を浮き上がらせる効果と、汚い背景を消す効果がありますが、これも場面によりけりで、ポートレート撮影してもどこで撮ったか分からないくらいボカすのが常に良いかというとそうではないわけで、必要な人には必要としか言えないですね。
私にとっては、高感度耐性は娘がダンスをやっていた時期(正確にはまだやってるんですが)はD750が大いに役立ちましたが、撮影機会は激減。
年1回あるかどうか。
ボケ量についてはマイクロフォーサーズの場合、寄れるレンズが多いのでボケ量で不満を覚えたことはありません。
おっと、特性だけを考察するとD750を手放しても全く困ることはなさそうだゾ。
困った(困るんかい!)
今やウチで一番の古株だし、設定変更時にやりたいことにすぐ辿り着けるくらいには手に馴染んでいるので惜しいとは思うんですが、使用頻度を考えるとなー。
どうしようかなー。
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