ハードオフで前後キャップ付き税込み864円で入手しました。
カビありの訳あり物件だったため、中古屋と比較すると安く入手できました。
で、このカビの除去にトライ。
以前、ローライ35を分解した際に、カニ目式のネジを精密ドライバー2本で開けようとして色々傷つけたことがあるので、まずジャパンホビーツールのゴム式オープナーを購入しました。
これだけでレンズの倍もかかってますが、今後も使えるだろうからと購入。
レンズの上に乗っているのはレンズフードではなくオープナーです。
マトリョーシカ的に、6つのサイズのゴムが重なっており、箇所に応じて使い分けます。
まずレンズ表面の銘板を外す。
これを外すとネジが見え、今回これを外しましたが、レンズ掃除するにはこのネジを外さずとも到達できます。
これを外さずともレンズ外周にゴムを当てて捩じると、前玉と中玉のユニットが外せます。
後ろ玉も同じくオープナーで抑え枠を外すとポロっと外れます。
表裏間違えないように覚えておく必要があります。
後ろ玉はガラス玉単体なので食器洗い洗剤で洗浄。
問題の点カビは絞りのすぐ後ろの中玉(前玉側)にあるようなので、綿棒に洗剤つけて拭いたあと水と無水アルコールですすいで、クロスで拭いて乾燥。
※手入れとして間違ってるかもしれないので、真似する場合は自己責任でお願いします。
元通りに組み立てて完成。
ゴム製のオープナーがすごい便利で、このレンズの整備性も良いので、ちょっと埃が気になるなと思ったらすぐに開けてブロアーで吹き飛ばすということも可能です。
ローライばらす前に買っておけばよかった。。
そのローライは無理に精密ドライバーで巻き上げレバーの化粧蓋を撮ろうとしたら、根元からネジが折れてしまい整備不能に(泣
整備後のレンズをE-M10 MarkIIにマウントアダプター付けて撮影。
撮影場所は柴又、矢切の渡しです。
マウントアダプターは、M42-4/3、4/3-m4/3の2重付け。
絞ったら意味ないかもしれませんが、晴天だったのでF5.6(多分)です。
全景
中央
左端
右端
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