第2種電気工事士資格を取得

DIY

取得のきっかけ

きっかけは電灯のLED化ですね。
電球タイプはとっくにLEDに交換されてますが、キッチンの直管蛍光灯が問題。
ポン付けできる電球タイプとは違い、形状は同じでも電気配線の変更が必要なんですよね。
配線変更についてはYoutubeを漁ると出てきて、特に難しそうな作業ではありませんが、屋内電気配線を触る際には電気工事士資格が必要らしく。。
じゃあ資格取ろうと思い立ったのが昨年の9月。
ちょうど転職前の長期休暇のときですな。

試験対策

まず筆記についてはAmazon kindleで対策本を購入。
中学・高校時の電気の授業みたいで思い出すのにちょっとかかりましたが、思い出せば簡単。
機材や工具についてと、複線図や法律については知識ゼロでしたので、そちらはしっかり覚えたり繰り返しノートに複線図書いて対策しました。

実技試験対策としては、HOZANの工具をまず購入。

試験問題は事前に公表されており、対策用の練習キット(線材、コネクタ、スイッチやジョイントボックス等、試験で使われる器具がセットになったもの)も販売されているので、そちらも購入。

HOZANのYoutube動画見ながら、複線図書いて工具使って組み立てを練習。
13問全部再現するというよりは、各器具への結線方法を確認するという感じ。
欠陥基準も公表されているので、そちらも見ておいた方が良いと思います。

筆記試験

さて迎えた筆記試験。
会場は慶応大学日吉キャンパスでした。
マークシート方式で50問。概ね60%で合格だそうです。結構緩いですね。
事前の問題集やっていればまず問題ないと思います。
名前の書き忘れ等にも注意し、退出可能時間に退出。
後日回答が発表されたので自己採点すると、43問正解なので大丈夫でしょう。

筆記の合格発表日に、サイトに受験番号入力して確認できるのですが、その発表が分かりにくくて面くらいました。

「お問い合わせの番号は、合格者一覧にあります」

なんじゃそりゃw

技能試験

まあ無事に筆記を終えて、技能試験は約1か月後。
戸塚にある明大キャンパスで実施です。
出された問題は、No.12でした。
13問の候補問題のうち、PF管とアウトレットボックスのジョイントがあるなど難易度は高め(作業の種類が多いので、欠陥判定項目も多い)と言われる問題です。

試験時間は40分で、丁寧にやってるとけっこうギリギリな感じです。
とはいえ、支給された電線などはミスっても貰い直すことができません(リングスリーブのみおかわり可能)ので、慌てず丁寧めに進めます。
筆記試験の緩さとは打って変わり、技能試験では欠陥が1か所でもあると不合格になるようです。
極端な話、欠陥により住宅全焼とかに繋がる可能性もありますので、妥当かと思います。
複線図を省くことで製作時間を稼ぐみたいな対策も出回ってましたが、ミスったら元も子もないので複線図も書いて、何とか製作を終えたのが試験終了10分前。
1か所ミスって電線を短めに切ってしまいましたが、欠陥基準は指定長さの50%以下であり、そこまで短くないので大丈夫だろうと判断し、そのままにしました。

免状取得とLED管へ交換

やり切った感を残して1か月後の合格発表。
今回も「お問い合わせの番号は、合格者一覧にあります」ということで、無事合格しました!
免状は各都道府県知事への届け出で、申込みに必要な費用は県の収入証紙というレアな納入方法です。
検索すると警察署の敷地内の掘っ建て小屋みたいなところ(交通安全協会)で購入できることが分かり、もちろん平日昼間しかやってない&昼休みまでありなので、テレワークの合間に購入。
無事免状をゲットしました。

ちなみに、免許があっても別途業登録的なものをしないと、お金をいただくような仕事はできないようです。
が、自宅の回線をいじるのは問題ないので、予定通りキッチンの直管蛍光灯回路を変更し、LED灯に交換することができました。
10年に1回発生する安定器の故障に怯えなくて済むのと、蛍光灯と違ってスイッチONで瞬時に明るくなるので快適です。

工具は売却

とはいえ、この後特に電気工事が必要な箇所もないのと、効率度外視すると電工ナイフ一本あればほぼ施工可能であることを考え、HOZANの工具セットはヤフオク行き。
購入価格とほぼ同額で落札されたのでビックリしましたw
練習用機材も、「〇〇が使用済みでそこの部分は練習できません」と注釈したにも関わらず買い手が付いたので、なかなか需要が高い分野のようです。
その分野の転職にも有利なのかも知れませんので、DIY趣味といざというときの実益を兼ねて+取得コストの低さから、割とオススメな資格と思います。

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