ニコン Zf

カメラ

一応カメラの話題がメインコンテンツの当ブログ。
ここしばらく機材の購入・入れ替えが発生していないため更新も低迷を極めておりました。
撮影目的で出かける機会はめっきり減ったものの、カメラそのものへの興味や購入意欲は基本的には衰えておらず、むしろ、今の機器で十分、何も困ってないじゃないかと言い聞かせることで物欲を押さえていたここ半年ほどだった気がします。

そろそろこの停滞を打破しなくてはと、どこに手を出すかと考えるに、短い所有だったフジのX-E3が懐かしく思え、当時新品6.5万円にキャッシュバックで実質3.5万円で買えた幸運をなぜ噛みしめて使い倒さなかったのかと、現在中古でも10万円を下らない値札を見て後悔しきりでありました。

とはいえ客観的に当時のことを思い出すと、独特の操作性やたまに原因不明でシャッターが切れなくなる現象に悩まされ、また浅いアイカップによりEVFが見にくかったこともあって、決して快適に撮影できていたとは言い難く、手離すべくして手離したのだと踏ん切りを付けました。

この記事でも書いたように、デジカメでシャッタースピードダイヤルやISOダイヤルを備える意味はないのですが、X-E3を引きずっている身としては次に考えたのが、同じくクラシックテイストのニコンZ fc。
でもZ fcを思い浮かべると同時に頭に浮かぶのはニコンDfで、中古しか選択肢がないとは言え、同じような価格帯でレンズ資産も活かせると考えると迷うところ。
DfはD4と同じセンサーと、オールドニッコールもそのまま装着可能と言う魅力があるものの、基礎体力がフルサイズエントリークラス(ニコン全体で見ればミドルクラスですが)のD600相当というのが、躊躇ポイント。
また、X-E3に対する不満として、センサーシフト方式の手振れ補正が備わっていないことも大きかったので、それを考えるとどちらも購入後に不満が出そう。

などと考えているうちに、Z fcのフルサイズ版の噂が出始め気になっていたところ、発表されたスペックを見てまずビックリ。

決してクラシカルなデザインだけがウリではないと言いたげな、最新機能を惜しげなく盛り込んでかなり基礎体力が高いなというのが第一印象。
手振れ補正も5軸8段とすさまじい。
ボディにマグネシウム、ダイヤルに真鍮を使用するなど、Zfcで不満の声が大きかった質感にもこだわっていることが伺えます。
センサーは2450万画素と昨今のフルサイズ機としては控え目ですが、私としては画素数多いのはPC環境含めてデメリットでしかないので、ここはむしろ好感が持てます。
細かいことですが、メディアがSDとmicro SDのダブルスロットで、追加投資がいらないのもうれしい。

で、予約が開始されたと同時にマップカメラのサイトで価格を見てもう一度仰天!
40mmF2レンズキットでも30万円切っているではありませんか。
私の予想より5~10万円は安く、間違いなくバーゲン価格だと思いました。

もちろん絶対的には高価ですし、レンズも一本も持っていないし茨の道であることは確かなのですが、X-E3の例を見てもこの先こんな値段で買えるかわからないなと思い、思い切って予約しました!
使ってみて期待通りであれば、マイクロフォーサーズとおさらばしてレンズを揃える日が来るかもと期待しています。
カード引き落とし日までに金策しなきゃ!w

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