Micro-NIKKOR-P.C Auto 55mm F3.5

カメラ

昨年後半から年明けにかけて、使用頻度は低いが値が付きそうな機材を売却し、使用機会があるかわからない格安機材を買うという、どう考えても賢くない消費行動に結果的になっています(ポートフォリオ的には古臭く、みすぼらしくなっていってるw)が、今回のレンズもそんな一本。

 

ニコンの1/2倍マクロのMFレンズです。

購入先はいつものカメスズことカメラはスズキ ジョイナス店さん。5,500円也。

初めてこちらで5,000円超のレンズを買ったので知らなかったのですが、5,000円以上のレンズは(このような大古レンズでも!)1か月の保証がつくそうです。

 

本来年式的には非Aiレンズですが、穴あきのカニ爪が示す通りAi化されています。

なので、所有するニコンのすべてのカメラ(フィルム・デジタル問わず)装着可能です。

 

D750に付けてみました。

 

別角度から。

鏡胴が細く感じますね。

 

使ってみました。

撮影日は1/25ですが、保土ヶ谷公園の梅園ではもう梅が咲いてました。しかもたくさん。

昨年は2月初旬でも1割程度しか開花してなかったと思います。

ゴルフでも今冬は寒いと感じたことがない(むしろ暑いと感じる時間帯がある)もんなー

 

撮影にはニコン機ではなく、オリンパスのE-M1にマウントアダプター経由で付けました。

これには理由があって、マクロ領域を手持ちMFとなると、なかなかバチっとはピントが来ないだろうと予想し、ピーキングや部分拡大機能を持つE-M1でトライしてみましたが、ジャスピンは難しいですね。

撮影者自身も揺れるし、被写体も風で揺れるし。

ということで、ピントが甘いのはご容赦ください。

以下、すべてF3.5開放。

ボケはうるさいですね。

 

こちらも。

 

ここまでボカせば関係ありませんが。

 
今度は室内で三脚立てて、D750で撮影。
F3.5
中央付近を拡大。等倍で見ると何収差というのかわかりませんが、’e’より左側の文字の輪郭は緑、右側の文字の輪郭には赤の収差が出てます。
 
F8.0
 
同じく拡大。収差は消えました。
 
F16
 
収差は出ませんが解像が若干落ちてます。回折によるものですかね。
 
ともあれ初めてのマイクロニッコールですので、ブツ撮り等で積極的に使っていこうと思います。

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