AF NIKKOR 70-210mm f/4

カメラ

近所のあまり行かないワットマン(衣類、靴が多くカメラや電化製品は少なめ)に久しぶりにふらっと寄ってみました。

すると、以前はなかった(気づかなかった?)カメラ関係の物品を入れた青箱(=ジャンク箱)がありました。

ただ、それほどぎっしり物品が詰まっておらず、上から俯瞰してすべての物品に目が届く程度です。

 

期待せずにチェックすると、ニコンFマウントの大柄なレンズを見つけました。

見ると「AF NIKKOR 70-210mm 1:4」と書いてある。

お、F4通しじゃないですか。当時そういう呼び名があったかわかりませんが、いわゆる小三元だな。

何だろうと思ってスマホで調べたところ、以前から読んでたサイトの紹介ページがヒット。

もちろんこの記事も読んでましたが、すっかり忘れてました。

というのも、中古・ジャンク含めて店で見かけることがなかったので。

 

状態をチェックすると、並べられたばかりのようで外観・レンズとも傷が見当たらずとてもいい状態。

こんなところに放置したら、たちまち揉まれて傷だらけになってしまうことでしょう。

もちろん救出することにしました。

お値段は破格の990円!

同じ箱内に一緒に出品されたと思われる62mmのレンズキャップもあったので、こちらも救出しました(110円)。

(残念ながらリアキャップはなかった。。)

 

ニッコールの望遠は、Ai AF Zoom Nikkor 80-200mm f/4.5-5.6D という廉価版ズームしか持っておらず、F2.8の大三元は持て余して手放した経緯があって、F4ズームが良いなーと思ってたところでした。

もう一本、AF NIKKOR 28-80mm f/3.5-5.6Dもあってそちらも900円でしたが、ちょっとでも詳しい人が見たら同じ値段にはしないでしょうねぇ。

ありがたく使わせていただきます。

 

インナーズームなので、焦点距離を変えても鏡筒が伸びません。

ただし、フォーカス操作では前玉が回りながら繰り出します。

 

D750に付けてみました。

本体・レンズのどちらかが重すぎるということがなく、グッドバランスです。

距離計は1.5mまでの記載しかありませんが、その先さらに繰り出すことができ、最短位置には”M”と表記されてます。

最短1.1mまで寄ることができるようで、現行レンズであるAF-S 70-200mm f/4G VRの1mには敵いませんが、望遠端が10mm長いので撮影倍率的にはほぼ遜色ないんじゃないでしょうか。

優秀だと思います。

 

このレンズは、ニコンEM~FGへ続くコンパクトなフィルムカメラに合わせてシリーズ化された、EシリーズというMFレンズが元で、ニコン初の普及型AF一眼カメラのF-501の登場に合わせてAF化されたものだそうです。

ということで、F-501と組み合わせてみました。

外観の質がすごくしっくりきます。

 

D750にて適当に室内で撮った作例。テレ端の210mm

高ISO(ISO4500)なので、あまり参考にはなりませんが。

 

こちらはD50で撮ったもの。ほぼワイド端の78mm

D50はAF-SでないこのレンズもAF作動するので便利です。

こちらも最高感度のISO1600。

 

どちらもモデルはあずきちゃんになってしまいました。ごめんよわさび。

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