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そろそろ、「同じような話を何回するんだ!?」とウンザリしてる方もいると思いますが、それだけ悩みが尽きないんです。。
カメラのポートフォリオをどうしたいのかを模索し続けています。
シチュエーションとしては、特に撮影を目的としないけど携行する場合と、何かを撮りに行く場合がありますが、その際にそれぞれ迷わずに持っていくカメラ・レンズが決まり、力不足を感じない最小限のラインアップというのが目指すところです(もちろん自分が撮るものの範囲で)。
撮影を目的としないが携行する場合は、当然コンパクトさが求められ、ソニーのコンデジRX100がそのポジションを担っていました。
が、力不足を感じたことと、よりそのポジションに適任な機種があるなと考えて、代替機種を買う前に売却してしまいました。
力不足を感じた点は、まずファインダーがないことですね。
OVFでもEVFでもこの際どっちでもいいのですが、ファインダーを使わないならスマホでの記録と同じで、撮影という気分にはならないんですよね。
その他、ワイ端はF1.8と明るく画質的にもシャープですが、テレ端はF4.9ということとか、あまり寄れないとかセンサーサイズももう少し欲しいとか、不足点が細々と積み上がった結果ですね。
代替候補は何かというと、LUMIXのLX100M2です。
スペックを見てもらうとわかりますが、RX100に感じた不足点がすべて充足されています。
そう言えば職場の女の子にカメラのおすすめを聞かれて、レンズ交換式は希望せず、でも表現についてはこだわりたいということだったので、LX100(初代)を勧めたところ、実際購入され、使った結果大変喜ばれたということがありました。
勧めておいて使ったことがないという酷い話w
結果オーライだったけど。
閑話休題
お次にLX100M2を導入したら他のカメラをどうすべきかというのが考慮点となります。
LM100M2は紛らわしいのですが「4/3型CMOSセンサー採用」とあり、Panasonicでもあるのでマイクロフォーサーズとセンサーサイズが同じと一見思うのですが、レンズ焦点距離が換算24-75mmに対し、実焦点距離が10.9-34mmとなっています。
マイクロフォーサーズは換算焦点距離が実焦点距離の2倍となるので、本機はマイクロフォーサーズよりは一回り小さい撮像範囲になっていると思われます。
換算焦点距離が24-70mmのRX100M3は実焦点距離が8.8-25.7mmですので、LX100M2のセンサーサイズ(撮像範囲)は1インチセンサーとマイクロフォーサーズの間かつ、ややマイクロフォーサーズ寄りということが見て取れます。
さすがにここまでこだわると細かすぎるので、LX100M2はマイクロフォーサーズと同等と割り切ると、所有する3台のマイクロフォーサーズと役割が被るなら削減を考える必要が出てきます。
所有レンズで考えると、12-100mm F4 PROレンズ、および9-18mmレンズはLX100M2でカバーできない領域が撮影でき、それらレンズの母艦目的で残すとしたらE-M1になりますね。
よって、G7、E-M10Mk2、12-40mm F2.8 PROは放出可能と言いたいところですが、G7と12-40mm PROは動画撮影目的で必要なため残留。
(G7は、非推奨の特殊操作により30分を超える4K動画の撮影が可能なため)
そうなるとE-M10Mk2のみを放出ということになりますかね。
次に、撮影を主目的として持ち出す場合ですが、ひとつ前の記事でフルサイズは高感度での低ノイズとボケ量以外は優位性を感じず、高感度撮影はマイクロフォーサーズ機であっても手振れ補正と大口径単焦点の組み合わせで克服可能。
また大きなボケは個人的には必要ないと言い切ってしまってますから、そう考えると「以上終わり、その他の機種は放出」も理屈の上では可能ですね。
(前述のG7とE-500(CCDセンサー機を1台残したい)は保有目的が異なるので対象外。)
まあ、本当にLX100M2とマイクロフォーサーズ機のみにするのであれば、E-M1Mk2にしたいところですが。
では本当にLX100M2とE-M1のみ残した体制としたときに、カバーできなくなることを考えると、
・オールドレンズ遊び
→そもそもやる?
→ニコンのレンズ一掃は考えてないので一応やる前提
→マイクロフォーサーズだけだと焦点距離2倍となり遊びの幅が狭まる
→X-E3残留?
・光量少ない中での動体撮影
→機会は年1回あるかどうかだから。。
もしあってもE-M1(Mk2ならなおさら)でいいとは思う。
・OVF使いたい
→正直優先度は低い。
どうしても使いたくなったらニコンFでも使うか。。
X-E3は直近に新品購入したということもあって残すのは(人としてw)妥当なところ。
また、発表されたオリンパスのデジカメ事業からの撤退により、将来的にマイクロフォーサーズ規格が終焉を迎えた場合、(その時になってみないとわかりませんが)現時点での引っ越し先候補の筆頭は富士フイルムかなと考えていて、X-E3を残すのはその布石にもなります。
その際のメイン機はX-E3ではなく、X-T4クラスになると思いますが。
(現時点で移行しないのは、オリンパスの12-100mm F4 PROが素晴らしすぎるため)
一方、上記体制とした場合にLX100M2ではなくE-M1(Mk2)を持ち出そうとした際に、「重たい思いをしても出てくる絵はLX100M2と同等か・・」と思ってしまうかどうか。
こればっかりは使ってみないとわからないですが、Mk2なら手振れ補正の効きも全然違うだろうし、センサーも初代より改良されているので、大丈夫な気はしています。
やってみてダメでも、「二度と新しいカメラを買ってはいけない」という契約書にサインするわけではないのでw、一度やってみようか。
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