Red Bull Air Race in 千葉(初日)

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空のF1と称されるRed Bull Air Raceが日本初上陸です。
1月くらいにHPで偶然見かけてチケットを予約し(スポーツ観戦でここまで準備したのは初めて)、前日の天気予報にヤキモキしながら迎えた本日、朝から横浜は大雨で中止かなと思いつつ、Twitterのリアルタイムを見てるとどうやらやる模様。
日曜日は天気回復するらしいので、今日はD750ではなくE-M5に75-300mm(換算150-600mm) F4.8-6.7 を持って出かけました。
が!チケットを忘れる大失態・・
幕張手前の舞浜で気付き、リターン。
少しでも時間短縮するため、家に連絡を入れて途中の駅で引き渡してもらいました。

気を取り直して海浜幕張に到着したのが14時頃。
やはり雨で押していたみたいで、会場着いたらちょうどプラクティス飛行中でした。
心配していた雨は結局一滴も降られず(私、晴れ男なんでw)、こんなことならD750持ってくれば良かったなと思いながら、明日のシミュレーション兼ねて撮り始めました。

レースコースは観覧エリア(=砂浜)から近く、迫力満点!

D750用のレンズは最大300mmですが、換算で200-300mmあれば十分撮れます。
画面いっぱいに移すには、最前列を陣取って400mmくらいが必要ですが、いざとなったら1.2倍 or 1.5倍のクロップ機能使えばいいや。

フォーカスですが、E-M5のC-AF+TRでは全然追えませんでした・・
でも、幸いなことにエアパイロンがあるのでそこにピントを固定することで、何とか見られる写真がいくつか撮れました。

エアパイロンは、機体のどこかが接触するとスパッと切れて倒れるのですが、数十段のパーツに分かれていて、切れた部分を手前からジッパーで取り外し新しいパーツに付け替えることで、ものの2分ほどで修理が完了します。
その様子がこちら↓

しっかし、レース機の運動性能とそれを操るパイロットの体力、テクニックがもの凄いです。
旋回中のGが10G!を超えるとDNF (Do Not Finish. つまり失格) ペナルティとなって、そのアタックはタイムなしになるのですが、そのペナルティに引っかかってる選手が3,4名いましたから。

飛行機も物理的な制約を無視したかのようなアニメのようなトリッキーな飛び方をします。
たとえばこの写真。

この写真を見ると、機体を立ててパイロンを通過したようにしか見えないんですが、2本立てパイロンの間を通過する際は左右10°以上傾くとこれまたペナルティなので、通過時は下の写真のようにほぼ水平で通過します。

ところが上の写真では尾翼がパイロンを通過したかどうかの位置なのにすでに90°に傾いてます。
速度的に10m進むのに0.1秒しかかからないそうなので、ほぼそのくらいの時間で機体が水平から真横に倒れる理屈になりますが、見た目にもほんとに一瞬でスパっと倒れます。
スゲー。

この日の2週前くらいに、テレビの地上波で第1戦アブダビ戦の模様を放映してくれたので、上記のような薀蓄は予習の賜物ですw
最大の注目はアジア人唯一のパイロット、日本の室屋選手。
予選は9位でした。
この競技予選落ちはなく、明日の決勝では出場14名による7組のマッチプレーがまずあり、その順番を決めるための予選となります。
7組の勝者7名と、敗れた7名のうちもっとも速いタイムを出した1名による8名4組の準決勝、最後4名のタイムアタックによる決勝で順位が決まります。
明日の決勝は好天と好勝負を期待しましょう。

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