CP+2023

カメラ

2019年以来4年振りにリアル開催されたCP+を、最終日にちょっとだけ覗いてきました。

メディア持ち帰りができずに自由に触って良いコーナーでは、NikonのZ9とCanonのR8を少し触ってみました。
Z9は初体験でしたが、連写中にEVFが消失せずに表示したままというのは、結構衝撃でした(今さらですが)。
チッチッチッ・・というシャッター音(メカシャッターがないので人工音だと思いますが)がなければシャッター切られていることが分からないほど。
R8はそれと比べると普通のカメラ風ですが、CanonのミラーレスはNikonと違ってデザインに違和感がないのが良いですね。

OLYMPUSブースではなく、OM SYSTEMのブース。
この日持って行ったE-M1 MarkIIはOLYMPUSロゴですが、OM-1からはOM SYSTEMロゴになってるんですよね。
会社名は別に何でもいいですが、ブランド名としてOLYMPUSじゃダメだったのでしょうか。。
OM SYSTEMロゴのカメラは買う気が失せてしまいます。
マイクロフォーサーズ規格は気に入ってるので頑張って欲しいとは思ってますが。

これはNikonのVlogをテーマとしたコーナー。
このぬいぐるみのようなロボットは存じ上げないのですが、AIペットの一種でしょうか。

試写データが持ち帰れる体験コーナーは、Nikonの整理券をもらったあと富士フイルムにならびました。
マイクロフォーサーズが先行き不透明なのは間違いないので、乗り換え先となると有力なのは富士フイルム。
企業体力と、APS-C特化しているのでボディ・レンズのサイズがそこそこであること。
重要なのが、価格もまだ現実的であることが理由です。

試写したのはX-T5.
特段新製品というわけではないですが、E-M1クラスと同等なのがこのあたりかなと。

一時期X-E3を使ってましたが、割と短期間で手放してしまったので操作系にクセがあるのは記憶していましたが、操作そのものは覚えておらず、ちょっと設定変えようと思ったら大分まごついてしまいました。
あと、せっかくモデルさん用意してるのに、試せるレンズがイケてない。。
暗めの70-300mmと、40mmマクロと、18-55mm標準ズーム。
大三元相当の50-140mm F2.8だったら大分購買意欲も変わってくると思うのですが。

とはいえこちらの体験コーナーは、モデルさん4名が2交代で常駐しているので数十分の待ち時間は苦ではありませんでした。
待ち時間中に撮ったショットを何枚か。E-M1 MarkIIです。

Nikon Z9の体験コーナーの整理券ももらっていたのですが、一応触って連写も体験したしということで、時間切れで退場してしまいました。

その他のブースのモデルさんです。

さて、4年振りのCP+でしたが、今回はカメラそのものの写真は1枚もなかったことを考えても、カメラそのものにはあまり興味が持てず。
皆が認識している通り、音楽聞く人は減っていないのに、何十万もするオーディオセットを買う人がほとんどいないのと一緒で、カメラもよほどのマニアしか買えない価格帯の商品ばかり。
マニアでない人はスマホで済ますか、ちょっと写真に凝りたい人がPEN E-PL10、EOS KISS M、おしゃれ志向の人はZfcを買うくらいになっているのが現状です。
各社主力のフルサイズミラーレスは、機能、性能、画質は素晴らしいと思いますが、E-M1でもD300でも不便や不満に思うようなシチュエーションで撮ることもほぼないので、ただただ使いきれないオーバースペックの部分に大枚はたくか?と言われると、そんなお金あったら他に使うでしょうね。

帰りに撮影した西日ですが、カメラ業界の太陽の位置はこの辺りでしょうか。
それとももっと低いのか。
CP+がいつまで続くのかわかりませんが、また辛辣なことを言いもしましたが、カメラファンの端くれとして横浜で開催される限りは足を運ぼうと思います。
他都県開催になったら行かなくなるだろうな。。

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