Dell mini 9復旧&プチエボ (PCネタ その2)

PC

まずはWifiが繋がらないと作業しにくくて仕方ないので、GW-450Dが動く状態にする。
こちらが昇天したWifiボード。

何もしない状態ではUSBに差し込んでもランプが付かず、WPSボタンを長押ししてもかんたん接続されるわけではありません。

このブログを参考に、チップ製造元のサイトからlinux用の最新ドライバのソースをとってくる。
mini9は小さい筐体ながら、有線LANの口があるので、有線接続しての作業。
他にもUSBコネクタが3つもあり、サイズの割にはI/Fが豊富で便利です。
ダウンロードするのはMT7610U USB のlinux版。
/usr/local/srcに展開して、
./autoconf
./configure
の後、make

ここで、
/lib/modules/3.2.0-58-generic/build
ディレクトリがないと言われました。
しばらくインターネットに接続されていなかったので、OSのアップデートが中途半端なようだ。
apt-get install linux-headers-3.2.0-58-generic
を実行後、
/lib/modules/3.2.0-58-generic にて
ln -s /usr/source/linux-headers-3.2.0-58-genelic build
と、シンボリックリンクを張ってから、再度makeすると、いくつかWarningを出しながらも最後まで行きました。
あ、ここまですべてroot権限で操作してます。

先ほどのサイトの記載のとおり、出来上がった mt7650u_sta.ko を
/lib/modules/3.2.0-58-generic/kernel/drivers/net/wireless に配置して、
/sbin/modins /lib/modules/3.2.0-58-generic/kernel/drivers/net/wireless/mt7650u_sta.ko
を実行すると、GW-450dのランプが点滅し、有効になりました!
ネットワーク設定から家のWifiステーションを選択してWPAパスワードを入力すると、めでたくインターネット接続できました。

ところで/lib/modulesには、うちの環境で最新と思われる 3.2.0-58-genericによく似た
3.2.0-58-generic-pae があるのが気になりつつ、念のため再起動してみると、またWifiが無効になっているorz
もう一度/sbin/modinsすれば有効になるのだが、起動の度にそんなことやりたくないのだが、次のBCM70015のドライバをmekeしているときに、カレントkernelが3.2.0-58-generic.paeになっていることに気づいた。

どうもmake時は3.2.0-58-genericがカレントkernelだったが、Wifi接続後にアップデートマネージャにより変わってしまったらしい。
ということで、もう一度makeして(当然kernelはpaeの方を指定)、make installしたら、次からは起動時に勝手に有効になって接続するようになった。
やはり、以前と比べて通信速度が速い気がする。
まず、Wifiはこれで解決。

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