こちらの続きで、マイクロフォーサーズ一式をヤフオクに出した結果、結構な手元資金ができたので、前回検討した24-120mm、24-200mm以外にも、タムロンの35-150mm f/2-2.8も視野に入ってきました。
F値で見ると魅力的ですが、ソニー用にもあるレンズでZマウントに最適化された設計とは言い難い(とはいえ、画質の評判は上々ですが)のと、重さも1kg超というのがネック。
で、冷静にデータを見てみることにしました。
私の撮影してきた写真の焦点距離はどんなもんかなと。
結果は以下の通りです。
24-120mm | 35-150mm | 24-70mm | 28-75mm | |
2020-2023 OM | 70.4% | 46.5% | 57.2% | 36.7% |
2022 OM | 84.9% | 48.7% | 73.8% | 40.2% |
2020-2021 K-70 | 95.2% | 69.8% | 61.0% | 84.4% |
2020-2023 Nikon/OM | 73.5% | 46.6% | 59.7% | 39.6% |
調べた方法は、Exiftoolで焦点距離などの属性を出力し、Googleスプレッドシートで集計してます。
つまり無料w
以下は、オリンパスのRAWファイルから属性を抽出する例です。
“exiftool(-k).exe” -csv -FileName -ModifyDate -Model -LensModel -FocalLength -FNumber -ExposureTime -ISO D:\DATA\Photo\2022 -r -ext ORF > d:\2022.csv
D:¥Data\・・が写真ファイルのあるフォルダで、-rがそのフォルダ下を再帰的に検索するオプション、-ext の後ろに拡張子を記載することで、希望メーカーのRAWファイルを指定することができます。
JPGファイルが対象なら記載しなくて構いません。
この結果を見ると、35-150mmはあまり稼働率が高いとは言えないので、私の使い方にベストというわけではなさそうです。
2022OMと2020-2021 K-70は、ここ数年の中では風景写真の比率が高い記憶があったので抽出してみましたが、85~95%は24-120mmで収まってます。
2020-2023のOMやNIKON/OMは24-120mmが7割ちょっとなのですが、残りを見ると200mmが20%前後ある。
これは恐らく発表会系の撮影で、200mmがというよりはテレ端を使う頻度が高いからだと思います。
200mmを除くと120mm以上は5~10%しか使っていないことが分かりました。
また、24-120mm、24-200mmの口コミを見てみると、24-200mmを使っていたが24-120mmを買ったらあまり使わなくなったという意見も複数ありました。
という結果を踏まえて、マウントアダプターに続いて再び前回言ったことと違いますがw、Nikkor Z 24-120mm f/4 Sを購入することにしました。
純正ですし、S-Lineですので最初に購入するレンズとしては良かったんじゃないですかね。
また届いたらレポートしますね。
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